産後の体のダメージは全治1ヶ月の交通事故と同じと言われます
そんなに重症だったら絶対安静でしょ!
普通だったらそう思うところ、産後のママはそこまで気遣ってもらえなかったりします。会陰切開の痛みにも耐えて、細切れ睡眠でフラフラになりながら起き上がっているのは、産まれたての尊い命を守るためなのに!
出産後の6~8週間、産褥期は妊娠で変化した体が元に戻っていく大切な期間。無理して動くと、回復が遅れる可能性があります。骨盤は開いてグラグラだし、出産時に出血して貧血もある、さらに帝王切開なら何気ない動きでも傷口に響いて思わず悲鳴が出ちゃう。そんな体調も不安定で大事な時期に、家事、ましてや食事作りをさせるパパなんている?いねえよなぁ!!?
新生児も産後のママも退院後、1ヶ月は外出禁止!
生後1ヶ月までの赤ちゃんは、まだ免疫力がないため、外出すると感染症にかかりやすい。だからママは買い物に行くことも難しいのです。
育児をワンオペで頑張っているママも多い中、パパかババ(おばあちゃん)に食事の用意をお願いできるならラッキーです。
でも、パパは仕事で疲れているので帰宅してからの慣れない食事作りが大きな負担になるし味に期待できないこともある…。しかもおだてたり褒めたりしないと機嫌を損ねるタイプなら面倒だ。
ババには希望のメニューを伝えるのに気を遣う。一応育児経験のプロとして料理をおまかせしてもいいけど、「母乳には餅がいいんやで!」とアップデートされていない知識で山盛り餅を出されておっぱいが詰まり、乳腺炎になっても困る。妊婦の時につわりや食事制限で食べられなかったぶん、もっと自由に好きな物を気兼ねなく選びたい!
夫婦でギスギスする前に!パパもママもご飯作りをあきらめる!
私の場合は、夫も私も、産院退院後の母体のことを全く知らなかったので割と普通に家事育児ができると思っていて、そんなペースでお世話を始めてしまいました。やってみたらまともに睡眠がとれない中での赤子の世話と家事は非常にきつく、ただでさえ高齢出産なのに疲労が蓄積して毎日ぐったりでした。数時間おきの授乳もあって、食事を作る時間もない。
夫に「俺の晩ごはんは?」なんて言われたら自分で作ればって思う!
大仕事を成し遂げて生還した私をもっと気遣ってほしいんだけど!
夫に食事作りをお願いすると、ルーロー飯や豚のスペアリブカレーなど油こってりで栄養バランスを考えてない男の料理?になりがちでした。しかもルーロー飯に使った食材の八角が余っているのに、また次回ルーロー飯を作る時に新しい八角を買ってくるという記憶力0の在庫管理をやらかすので、よくケンカになってしまいました。
両親にも頼れない、これではまともにご飯が食べられない、マヂ無理、となって、すぐに切り替えて食事は外注することにしました。
安心・安全、そして美味しい!食事宅配サービスを比較!
ほか弁などの選択肢もありましたがメニューに揚げ物系が多いため、結局、栄養面と利便性、たくさんのメニューから選べる冷凍惣菜、宅配弁当に落ち着きました。
ネットから簡単に申込みできて、授乳中にでもメニューを選べる。多彩なメニューから、食べたものが全部母乳になることを考えて赤ちゃんのために無添加にする、妊娠高血圧だから制限食にする、思い切って好きな食べ物を毎日食べる!などいろいろなチョイスが可能なのも魅力。
おすすめ食事宅配サービスを比較しやすいよう表にまとめてみました。
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ママの体の回復と赤ちゃんを育てる母乳のために必要な栄養素はしっかり摂る!
産後の回復と授乳期にはたくさんの栄養が必要です。食事のメニューを選ぶときの参考にしてくださいね。
- たんぱく質:たんぱく質は新しい細胞や組織を形成し、修復するために必要です。血液や筋肉をつくる重要な栄養素で、特に出産後は抜け毛や肌荒れの対策、授乳によるたんぱく質の損失
- 鉄:産後の出血や貧血の予防のために、十分な鉄分が必要です。ほうれん草、牛肉の赤身肉、レバー、大豆製品などが鉄分を補給するのに適しています。食事で過剰摂取になる可能性はほぼありませんが、サプリでの鉄分の補給は量に十分気を付けてください。
- カルシウム:カルシウムは母乳作りで大量に消費されるので、ママの骨や歯を守るためにも十分な量を摂ることが大切です。乳製品、青魚、大豆製品などが豊富な
- 葉酸:葉酸は胎児の神経管形成に重要であり、妊娠中に積極的に摂取するように指導されます。産後も葉酸は赤血球の生成に役立ち、母乳が出やすくなったり子宮の回復に効果があるため、適切な量を摂ることが重要です。ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリーなどが葉酸を含みますが、吸収率があまりよくないのでサプリで補う方が安心。
- オメガ3脂肪酸(DHA):オメガ3脂肪酸は赤ちゃんの脳の発達や抗炎症作用に関与しており、特に生後から1年の脳が作られる成長期には不可欠です。青魚(サバ、マグロ、イワシ)、亜麻仁油、くるみなどが良いオメガ-3脂肪酸の源です。ただし、青魚にはメチル水銀が含まれているため、取り過ぎには注意。
- ビタミンC:産後の疲労回復や鉄分の吸収アップなどに効果的なため、積極的に摂取することをおすすめします。ストレスケアにも効果あり。旬の野菜や果物、柑橘類やいちごやグレープフルーツ、キャベツに多く含まれています。
- 水分:母乳の約9割が水分であり、授乳中は喉が渇きます。十分な水分補給ができるようにお水かお茶を用意しておきましょう。ママの水分不足は母乳の量にも、お肌のコンディションにも影響します。
まとめ
私はほとんど母乳で子供を育てたのですが、授乳している間はお腹がすいてすいて、体育会系男子大学生か?と言うくらいに大盛りご飯を食べていました。あんなにばくばくご飯を食べられたのは、人生でもなかなかなくて楽しかったです。今は食べ放題に行っても全然食べられなくてしょんぼりです。
あの時、食べる量を少し減らせばダイエットできて産後の体型を戻すチャンスだったかも知れませんが、あんなに食べられる時期はもうないと思うので後悔はありません。そんなカロリーボーナスタイムでもあるので、今回ご紹介した宅配弁当や、Uber Eats、デリバリーなども利用してぜひ食事を楽しんでほしいと思います。
そして、産まれたての赤ちゃんと過ごす貴重で幸せな1か月を贅沢に優雅に過ごせるよう願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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